2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
海外で研究員をやったり、広島で大学教授をやるくらいなのだから著者の長沼毅教授は頭がいいはずだ。だが頭が良すぎるがゆえにぶっ飛んじゃっている人がいる。教授は完全にぶっ飛んじゃっている人だ。 この本の最終章は「生物学者が見る『人間』」が展開され…
日本人は南極大陸のペンギンである。 そう感じざる得なかった。この物語はアメリカをボスニア紛争に介入させるため、奮闘したアメリカの大手PR企業、ルーダー・フィン社とボスニア・ヘルツェゴヴィナ共和国、ハリス・シライジッチ外務大臣の物語である。ボス…
ムーミンの作者トーベヤンソンが人間観察に長け、孤独を知り尽くした人物であるのは散々書いてきた。おひとり様という言葉が誕生する前からおひとり様だった俺はムーミンシリーズ全体に漂う人間への限りない優しさと寂しさの海に沈みつつある。ほんと名作。 …
必ず読むから未来で待ってて…!!(ハウルの動く城)
き、貴様、前回1巻を読んでいながら何故3巻を手に取ったのだ!? 睡眠不足で図書館へ行き、帰路についた後、上記の内容を打ち込んだ。文句だけ書いてパソコンを閉じたのか。全く…睡眠不足の人間は何をするか分かりませんな陛下(ベルばら再読中)。 個人的に…
NHK「100分で名著」で紹介されていた本。 スタッフと出演者が優秀過ぎて、めちゃくちゃ面白い本に思えた。番組終了後、慌てて本屋で購入したものの、気付けば本棚の奥で眠っていた。 見事に積み本。罪スタッフェ。 内容は間違いなく面白いので近日中に読めた…
だいぶ前にオタキングが絶賛していたので興味をそそられ購入。これもだいぶ前にページをめくった記憶はあるが最後まで読んだか曖昧。 本棚の奥にしまい込まれていたので多分積み本。忘れないようにブログに残しておく。 読みたくなったら、読みなさい。
物理学が好き過ぎる准教授による本。 ニュートン、原子、シュレーディンガーの猫エトセトラ。 俺にはまだ早すぎた。
業務用スーパーのイタリア産パスタはうまい。 あまりのうまさに正確な値段は記憶していないが確か500グラム150円以下だったように思う。業務用スーパーにおける商品の安さは当然で今更驚くつもりはない。が、このパスタ、ニトリ以上のお値段以上のパスタだっ…
発行:2015年 記憶が正しければ数年前、親ガチャなる単語が誕生した。 その基準でいえば自分は完全なるはずれ組。それでもあまり意識せず、貧しいなりに朗らかに幸せに暮らしていたのだがこの本を読んでガチャ格差に少々心が痛んだ。 前に読んだ「仏像にイン…
発行:2020年 全然駄目じゃないし限りなくOKだけど、むしろ個人的には大賛成なんだけど、やるのは難しいかなあ…。 SDGs。持続可能な開発目標。←覚えた。 簡単に説明すると「世界が一丸となって貧困や地球環境などもろもろに取り組んでいきましょうや」。そ…
発行:2009年 今年初の積本。 幽霊屋敷より戦争やらSDGsが気になるお年頃(30越え中年)。 気が向いたら読む。多分。
発行:1998年 フロイトについて少々知識があった。 夢をやたら性に結び付ける永遠の思春期。それが原因で友人と袂を分けたり、女性心理学者に強い反感を持たれたりネガティブなイメージしかない。 フロイトからすれば無意識に作り出される夢は精神病の原因を…
発行:2009年 仏教といえば仏像を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。仏教知識がなかった時の自分は空だった。なんにも思い浮かばん。広い目でみれば悟っていたのかもしれない。違うか。 内容はタイトル通り、著者が仏像にインタビューする妄想対談も…
発行:1990年 トーベヤンソン「おらおらおらおらおらおらあ!!(名言連発弾)」 管理人「ぬわああああ!」 END 全編通してこんな感じ。体感二行に一つは名言がある。 前にムーミン解説本を読んでトーベヤンソンはスラダンのみっちーばりの名言製造機だなと…
発行:2013年 二人の社会学者が集結!謎多き仏教を解き明かす! 橋爪先生、大澤先生。 ↑これが残されていたメモ。ジャンプのあおりみたいなメモ。青春時代に読んだもんはなかなか抜けん。三つ子の魂百まで。違うか。 とっつきやすいタイトルに反して内容はな…
発行:1995年 子供の頃ムーミンのアニメを観ていた。 ムーミンの春風のような純粋さ、スナフキンの哀愁、ムーミンママのさりげない優しさ…。 そういったものは全く記憶に残っていない。 長く愛される名作が何一つ血肉になっていない悲劇。 ムーミンを読んで…
発行:1991年 今、アフリカへの興味が増している。アフリカ文学を学ぶぞー!と図書館で借りてきたのがこの本。 アメリカ文学史。 まさかの一字違い。 やる気が空回りするタイプだと思っていたが、ここまでとは。 でも、これは最近寝不足が続いていたからだと…
発行:1998年 読んでいて感心したのはユング先生の理解力の高さ。読む前は呼び捨てだったのに読み終わった後は先生と呼んでしまうほどに。 ユング先生の父上はモノホンの牧師でユング先生も筋金入りのキリスト教徒。 これは完全な偏見なのだけども昔のキリス…
発行:2003年 アフリカといえばヨーロッパ、ヨーロッパといえばアフリカの方程式が自分の中で確立されつつある今日この頃。 アフリカのルワンダで起きた歴史的大虐殺をとりあげた作品であるが他人の問題に首を突っ込むとどうなるかがよおおく分かる一冊。 夫…