環境問題のニュースが面白いほどわかる本(2008)
業務用スーパーのイタリア産パスタはうまい。
あまりのうまさに正確な値段は記憶していないが確か500グラム150円以下だったように思う。業務用スーパーにおける商品の安さは当然で今更驚くつもりはない。が、このパスタ、ニトリ以上のお値段以上のパスタだった。
嚙み心地、のど越し、風味どれをとっても今まで食べたパスタの群を抜いていた。マチャアキも思わず「星3っつです!」と叫ばずにはいられない高クオリティー。このブログは玉石混交のネットの一部であるが一時期親の仇のようにパスタを食っていたので、これは信じていいことなんだよ(梶井基次郎 「桜の樹の下には」より)。
自分界隈で激ウマパスタ部門連続ナンバーワンだったママーの冷凍パスタはランク外へ落ちた。本場イタリアの本気。まじでうまい。恐ろしいのは連日食べても飽きがこない、一口目でおかわりをしたくなるうまさであることだ。
イタリア、恐ろしい子っ…!
日本でこれだけうまく感じるなら本場イタリアで食うパスタはどれだけのうまさなのだろうか。あまりのうまさに腹上死。ありえない話ではない。願わくばイタリアの皆さんがパスタを食いながら死んでいる私にゴールデンカムイの姉畑先生を重ね合わせてくださいますよう。
朝も昼も晩もパスタパスタ。パスタ尽くし。おすすめは鯖缶とほうれん草を絡めた食べ方です。
本の感想はいずこ?
「管理人よ、※フードマイレージを知っているか…?」
※食糧(フード)の輸送距離(マイレージ=総マイル数)を表す概念で、「食料の重量×移動距離」で求める。一般にフードマイレージが小さければ環境負荷は低いといえるが、海外からの輸入野菜と国内で温室栽培された野菜とを比べると、温室野菜のほうがエネルギー投入量やCO2排出量が多くなる場合もあり、一概にはいえない。
引用:環境問題のニュースが面白いほどわかる本
遠路はるばるイタリアから運ばれてきた、この激うまパスタがどれだけ長い旅してきたか。考えただけでめまいがした。パスタへの執着じみた食欲が少々減った。
SDGsの本を読んだ時もそうだったが環境問題の知識を得るたび、自分がいかに地球に対し、暴君的であるかを深く反省する。パスタうめえ、腹上死なんてはしゃいでいる場合ではなかった。人類にありとあらゆるものを破壊され、吸い取られた地球は瀕死状態なのだ。これ以上、シャレにならないSMを続けるとでも?
「よくもそんなことをっ…!(グレタさん)」
本に載っている図を見る限り、日本のフードマイレージは群を抜いている。どこもかしこも右も左も輸入品に溢れているのだから予想通り。でも2位の三倍の距離があるってやばない?
それでもなお海外産の商品を購入し続けるのは貧困大国の国民であること、環境に優しい商品の値段が高いことがあげられる。ドンキや業務用スーパーへサザエさん一家よろしく飛び込んでいく毎日。まだまだシャレにならないSMを続けるとでも?
「よくもそんなことをっ…!(グレタさん2回目)」