嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

監禁しちゃった☆

novelgame.jp

 気がつくと美女に監禁されていた主人公。ナミカと名乗る謎の美女から主人公は逃げられるのか。

 監禁もののゲーム(?)をやるといつも思うのだけど、監禁する側の、自分の都合に他人を巻き込もうとする、その自己中さと行動力に驚かされる。これは私が精神に異常を期しているから書くけど、精神に問題がある人は自分の世界観が強い気がする。だから現実を捻じ曲げて、勘違いしてしまう。

 きっかけは明かされていないがナミカは主人公に恋心を抱いた。彼に近づくため、主人公が務めている会社の面接を受けるも「就職経験がない」ため失敗。それでも諦めきれず、掃除のアルバイトとして就職することに成功した。容姿だけで判断するなら、ナミカは成人女性だ。そんな彼女が「就職経験がない」ということは、というか、平気で倫理や法を破るところからして、精神に問題があり、社会不適合者なのは明らかだ。

 人間は集団生活を基盤にしている動物の一種で、その枠から外れるのは自然界において死を意味している。ナミカが主人公に恋心を抱いた理由は自分と違い、社会に適応し、(ナミカよりは)上手く生活していたからじゃないか?もっと言うならば、主人公が自分を「まともな世界」に救い出してくれる救世主に見えたんじゃないか?

 と、好き勝手書いちゃったけど、どういう理由であれ、監禁は良くないし、同情はできん。でも人によっては美女に監禁されるならいいという考えの人もいるのだろう。まあ考えない、人に世話をしてもらうって楽だもんね。しかも相手は美女だし(?)。