嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

俺の生死を決めるゲームがパリピ感パない件

 パチンコで莫大な借金を作ってしまった根暗満太郎は黒スーツの男に拉致される。彼は借金の帳消しを条件にパリピなゲームに参加するはめになる…。

 ストーリーは制限回数内に複数の選択肢から正解を選ぶことで進む。制限回数を超えれば、即ゲームオーバー。1周10分ちょい。

 漫画「カイジ」のような緊張感溢れる冒頭。その後に続くのは脱力感のある、ぶっ飛んだ、おふざけ全開の展開だった。

 ストーリーだけでなく、人物設定もぶっ飛んでいて、ネタバレ防止の為詳しくは書かないが、主人公根暗は自らを根暗と称しながら妙にアグレッシブで自分の容姿に自信を持っている。訳が分からない。

 自分は勘が悪すぎて随所に散りばめられたヒントに気付かず、何度もゲームオーバーになった。加えてセーブの存在を忘れるというゲーマーの隅にも置けない失敗をやらかし、主人公とは違った絶望を味わった。

俺の生死を決めるゲームがパリピ感パない件

ジャンル:思考ADV

推奨年齢:?

制作:glockenspiel

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