嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

楽楽関西④神戸・姫路(2016)

 山あり海あり、牧場あり、温泉あり、美味しい、楽しい、学べる、全てが詰まった兵庫県。ないものがない。さすが日本のへそ、日本列島を股にかける唯一の県。欠点は色んなもの、人が集まりすぎて、いまいちまとまりがないところくらいか。柔軟性がある、今流行りの多様性と思えば問題ない。

 個人的に北海道、沖縄に続く、魅力あふれる県と思っているのだが名産、見どころがありすぎて、逆に何をアピールしたらいいのか分からない、変な縛りに苦しんでいる気がする。

 完璧ゆえ、それが仇になっているラスボスみたいな兵庫県。大阪には及ばねど笑いを愛し、京都とは違った品の漂う兵庫。近畿地区の争い(特に大阪京都)の乳繰り合いを生ぬるい目で眺めている兵庫。殿堂入りの勝者は高みの見物。

 完全無欠な悲しみのラスボス兵庫、1度はおいでよ。-(:3 (:3 (:3 (:3 (:3 _ )─

楽楽関西④神戸・姫路

発行所:JTBパブリッシング

発行:2016

本体価格:880円+税