嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

謎の人物と謎の質問「狭間の館」

 全エンディングを見た後、自分の視野の狭さに頭を抱えた。エンディングは選択肢によって変化し、とあるエンディングを見るためのヒントはゲーム内にある。隠されているのではなく、ある。しかも誰もが見ている、あからさますぎる場所に示されている。

 にも関わらず私は全く気付かなかった。レビューを見てようやく気付いた。その時の脱力感はかなり強烈だった。

 同時に自分はこれまでどれだけのものを無意識に排除してきたのだろう?と不安がよぎった。良くも悪くも数え切れないほどの「何か」を無視してきたとしたら私は、もう。

狭間の館

ジャンル:短編

推奨年齢:?

制作:泉流

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