嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

乙女ゲームの親友ポジと恋仲になりてぇよなァ~!?

 主人公は恋に勉強と忙しい女子高校生。そんな彼女に想いを寄せるのは幼馴染みや先輩後輩。彼らの好意をスルーし、主人公は親友のゆきちゃんと恋人になるため奮闘する。

 攻略対象は1人。エンディングは3つ。

 主人公のゆきちゃんへの一途すぎる愛とその愛を一身に受けながら親友ポジションから揺らがない、ゆきちゃんの対比が面白い。ゆきちゃんにとって主人公は親友なので当然といえるが。

 ゆきちゃんは容姿良し、頭良し、性格良しのパーフェクト親友(?)で主人公が夢中になるのも納得だ。

 しかし全てのエンディングを見た後、私の中のゆきちゃん像ががらりと変わってしまった。本人達が幸せならそれでいいのだが、それでもちょっとどうなんだろう…?純粋すぎる主人公が心配になる。

 個人的に乙女ゲームを遊んでいて最終的に惚れ込むのは主人公だ。主人公は容姿良し、頭良し、性格良しの三拍子が揃っていることが多い。好きになるなという方が無理だ。

 このゲームの肝はそこにあるのだと思う。あのエンディングに隠された理由も多分そういうことなのだろう。

 関係ないが2人が一気見していた「仏滅パイセン」が気になっている。仏教をモチーフにしているのだろうか?

乙女ゲームの親友ポジと恋仲になりてぇよなァ~!?

ジャンル:GL

推奨年齢:?

制作:粋端サラシ

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