さみしいカッパ
「 こどもとつくる朗読絵本」をイメージして、絵本のようなノベルゲームを制作しました。
ゲーム説明が見事すぎて、書くことがない。まさにこれ以上これ以下でもないという感じ。登場人物(?)は一人ぼっちのかっぱと迷子の子供。かっぱが子供にどういう行動を起こすかで、エンディングが変わる。一周五分ちょい。エンディングは全五種類。
大人になって絵本を読んだのは覚えている限り、二回くらい。一回目は絵本ブームがあって、その流れでうさぎの本を購入して読んだ。二回目は立ち読みで自分で育てた牛を食べる子供の絵本。
どっちも泣いたけど、丹精込めて育てた牛を美味しいって泣きながら食べる子供の場面はもうボロボロに泣いた。牛との別れも死も人間の身勝手で、それでいて仕方のないことなんだけど(確か子供の家は畜産業についていた)、どんなに辛くても理不尽でも牛はうめえっていう倫理とか命とか綺麗事を蹴散らしてたのが心に染みた。どう足掻いたって牛はうめえもの。感動は倫理や綺麗事を越えた先にあるのかもしれない。
あら、なんのはなしだっけ…?