嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

戦争プロパガンダ10の法則(2002)

「われわれは戦争をしたくない」

「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」

「敵の指導者は悪魔のような人間だ」

「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」

「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」

「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」

「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」

「われわれの大義は神聖なものである」

「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」

引用:戦争プロパガンダ10の法則

 プロパガンダにおいて使用されることの多い10の法則を実際に起きた出来事と照らし合わせ、説明した本。

 これらの法則は戦争に限らず、様々な場所で使われているので、この本を世界共通の教科書にした方がいいと思う。

 戦争を回避するには戦争を知ることが近道だと個人的に考えているので。