嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

嫁いでみてわかった!神社のひみつ(2016)

 著者は東京育ちのライター。そんな彼女が二千年の歴史を持つ、大阪の神社へ嫁いだ。その日々を綴ったエッセイ本。

 面白かったのは結婚が決まり、関西へ嫁ぐと知った彼女の地元埼玉と東京の友達の発言だ。

「大阪? お好み焼きやタコ焼きをおかずに飯を食うようなやつらと、うまくやっていけるのか?」

「産まれた子供が関西弁になる」

引用:嫁いでみてわかった!神社のひみつ p23

 埼玉と東京は大阪に親でも殺されたのだろうか?過剰な反大阪精神に驚く。

 批判はその対象を知らぬからこそ声が大きくなる。

 どうやら人類の専売特許のようです。