嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

歴史がおもしろいシリーズ!図解ブッダの教え 普及版(2010)

 ブッダの誕生、教え、死後の教団の動き、仏像まで、仏教について幅広い知識が得られる本。

 仏弟子の名前、仏像の手の意味を覚えて寺へ行ったら、さぞかし楽しかろう。いかんせん記憶力が最弱ゆえ全く覚えられん。いっそこの本を旅の友にするか?

 ブッダがあれだけ口酸っぱく怒り、討論の無意味さを説いていたのに、彼の死後、教えの解釈や時代が原因で教団が分裂するなんて、なんとも人の哀れさ、弱さに呆れざる得ない。

 しかし世は諸行無常

 教団の変化は皮肉なことにブッダの説いた真理の証明となった、のかもしれない。