嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

作画担当AI「バーチャル地球を救え!」

 仮想空間「バーチャル地球」にやってきた主人公は案内人「アイリス」と共にバーチャルコミケへと向かう。そこへ突如として現れたテロリストはバーチャル地球の消滅を宣言。2人はバーチャル地球を守るため、ゴッホやダリといった有名な画家の元を訪れる。彼らに絵画を書かせることで防衛に必要な「青い糞」を手に入れられるからだ。

 書いていてよく分からなくなってきたが、本当にこういう内容なので強引に納得するしかない。

 エンディングは1つ。1周15分ほどの短編。

 作画担当はAI。これだけで十二分プレイ欲をそそられる。贅沢に使われたAIのイラストはどれも不気味で無機質、それでいて不思議な魅力に溢れている。例外なく冷たさを感じるは恐らくAIが感情を持ち合わせていないからだろう。AIが感情を持ち始めたらどんなイラストを書くのか、またこのゲームがどんな内容になっていたのだろうか?

 登場人物で好きだったのはアイリスとゴッホ。アイリスの可愛さはいうまでもなく、ゴッホの粘着質で面倒くさい性格が全面に出すぎていて、とても良かった。実際に会ったらきっとこんな感じなのだろう。

バーチャル地球を救え!

ジャンル:SF

推奨年齢:全年齢

制作:アラスカ4世

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