嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

迷子のアレスくん

 迷子の美少年アレスくんとお喋りするゲーム。

 作り手さん曰く「本ゲームは制作中の別作品においてアレス(成長期)の立ち絵が数行しか使われないことに絶望した作者が、もっと立ち絵を使い倒したいと願い、天啓により3日で作成したゲーム」とのこと。

 作り手さんだけでなく、主人公のアレス愛がすごい。とにかくテンションが尋常ではない。

 主人公は雑貨屋、接客業につき、心身共に疲れ果てている。そんな彼女の前に非の打ち所がない美少年が現れたのだからテンションを上げるなという方が無理なのかもしれない。接客業のしんどさは私にも経験があるので痛いほどよく分かる。

 砂漠をさまよう人にオアシスが必要なように彼女には美少年、癒やしが必要なのだ。

 アレスくんに接客業の辛さを告白するシーンは胸に迫るものがあり、思わず感謝とねぎらいの言葉をかけたくなった。

迷子のアレスくん

ジャンル:ファンタジー

推奨年齢:?

制作:SHIA

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