先生、私はここです。

読んだ本のメモ的なやつ。読書のお供は芋けんぴ。

このゴミは収集できません(2018)

「面倒くせえ!面倒くせえ!マックス面倒くせえ!!」の切れ芸でお馴染み、お笑い芸人マシンガンズ滝沢さんの本である。子供が出来たことをきっかけに清掃員として働き始め、その日々を面白おかしく描く。

この本を読んだ後、きっとあなたはちょっとだけ、本当にちょっとだけゴミ出しのことを考えるようになると思います。

引用:このゴミは収集できません

 滝沢さんの予言通り、ゴミへの意識が変わった。これは私がお笑い好きであること、以前からSDGsに関心を持っていたこと、マシンガンズが私の青春「オンバト」※の出演者であることは関係ない。単純に本が面白かったからである(強調)。堅苦しくなりがちなゴミ問題を笑いを交えて語ることで素直に聞き入れられたからである(強調2回目)。

 この本を読んでいつもは面倒なゴミの分別が苦ではなくなった。買い物の際、なるべくゴミが出ないよう注意を払うようになった。自分の行動が清掃員の皆さん、特に滝沢さんが喜んでくれるなあと妄想し、1人ほくそ笑むようになった。

 真面目な話、ゴミが減れば清掃員だけでなく、税金(2012年度のゴミ処理費用は約1兆8000億円)、環境負担も減らせる。環境は言わずもがな、税金は絶賛人口減少中の日本にとって削れる部分は削った方がいい。しかし税金を払っているのだから、どんどんゴミを出してゴミ清掃を利用した方がいいと考える人がいるらしく頭が痛い。

 芸人さんらしい面白がりな視点やテンポの良い文章、予想を裏切るエピソードの数々…、終始笑いに溢れていたが、最後にちょっと泣かせにくるのは卑怯だった。マシンガンズに泣かされるとは夢にも思わなかった。

※青春「オンバト

1999年から2010年までNHKの深夜に放送されていたお笑い番組。正式名は「爆笑オンエアバトル」。観覧審査員の投票でネタのオンエアを決定するシステムで、「史上最もシビアなお笑い番組」のキャッチコピーがつけられている。お気に入りの芸人がオンエアされないと夜中にもかかわらず、大いに悪態ついたものである。

参照

ごみの処理にかかる費用/小学生のための環境リサイクル学習ホームページ