嗚呼、刀葉林

読んだ本とフリゲについて、書いたり書いてなかったり。

2022-11-15から1日間の記事一覧

走れメロス(1988)

オモコロ「本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日」に触発され再読。みくのしんさん(本を読んだことがない32歳)は川の濁流の描写、文体などを味わっていたが、私は一度たりとも描写や文体に感動した覚えがない。 原因は文を脳内で映像化…

絶句「アオハル・モトムに追われてる」

青春を求める狂人「アオハル・モトム」にストーキングされるゲーム。 想像を遥かに凌駕する狂気を前に、私は言葉を失っている。ほんとうに、うしn…。 アオハル・モトムに追われてる ジャンル:ノベル 推奨年齢:? 制作:快亭木魚 novelchan.novelsphere.jp

湧き出る疑問の泉「なんで」

暗闇の中で問われる「なんで」。ここがどこなのか、どうして暗闇にいるのか、何も分からないまま主人公は闇を彷徨う。 本当に何も分からなかった。隠しエンドを見れば全貌が分かるのかも知れないがゲーム勘が絶望的に悪いのでたどり着けなかった。悔しい。な…

笑いの哲学(2020)

ポリコレとは「政治的公正を意味する。劣位に置かれていると思われる人々が自分は優位にあると思い込んでいる者から被ってきた差別、偏見を是正し、政治的また社会的に公正で中立な姿勢と求める」。 ええことやと思うけど、最近のポリコレだるいな…。 色んな…

ひらめきの導火線 トヨタとノーベル賞(2008)

日本人には創造性がない。 日本人には個性がない。 日本人には独創性がない。 本編で当たり前のように語られる日本人の欠点。著者の茂木さんは実際、外国人にも指摘され、自身でもそう感じ、世界の常識だと思い込んでいるようだった。私は日本から出たことが…

アフリカゾウから地球への伝言(2016)

:≡( ε:)(:з )≡ アフリカゾウから地球への伝言 著者:中村千秋 発行:2016 本体価格:1800円+税

ヒトはなぜ突然怒りだすのか?(2013)

仏教の匂いがする!と手に取ったら、案の定禅僧、藤田一照さんと著者の対談を発見し、着々と仏教アンテナ(?)が育ちつつあるなとにやり。著者はシステマ使いで、本編ではシステマ呼吸法がいかに怒りに有効かを書いている。システマの良さは吸って吐くだけ…

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 予想外の時代を生き抜くためのヒント(2013)

(¦3冫 ノ)ノ 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 予想外の時代を生き抜くためのヒント 著者:上田正仁 発行:2013 本体価格:1300円+税

ヒトの意識が生まれるとき(2001)

(⑅:3っ )∋ ヒトの意識が生まれるとき 著者:大坪治彦 発行:2001 本体価格:1500円+税

禅の坊さんもぼやく。そして学ぶ。(2017)

ご老人に席を譲る人を見て、世の中捨てたもんじゃないとほっこりしている自分は席を譲る気は少しもなかった、渋滞にハマるとイライラする、つい調子に乗って、それを注意されると腹が立つ、修行に本気で打ち込むようになった理由は失恋…。 崇高な禅僧のイメ…