山伏は死者である。自らの葬式をあげ、死者が着る白装束に身を包み、手には自らの墓を表す金剛杖を、他界と考えられる山にこもり、様々な儀式を通し、生と死を繰り返す。 著者はほとんど思いつきで山形の羽黒の山伏修行に参加した。想像を遥かに超える厳しさ…

子供を産めないことを理由に離婚されてしまった主人公。傷心の彼女が道端で見つけたのは青みがかった掌サイズの卵だった。小鳥の卵だろうと家に持って帰ると、生まれてきたのはなんと猫耳と尻尾の生えた男の子。ニャンダー星人と名乗る彼は主人公に成体にな…